目次
法人概要
医療法人社団ハレノヒ 柏いろは歯科は、千葉県柏市で「歯の寿命が10年長くなり治療を目指します」という理念の基地域医療に貢献されております。
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なぜ依頼したか
知り合いの先生がセミナーを行っており、そこでAMIさんと出会ったのがきっかけです。開業して順調に進んでおりましたが、人数も増え歯科医院から会社として組織を大きくしていきたい時期でもありました。また、小児矯正は安定して成約数が多いのですが、月でのバラツキがありました。AMIさんの農耕型小児歯科モデルを聞いて導入してみたいと思い、ご一緒させて頂く事となりました。
取り組んだ内容
農耕型小児歯科モデルの導入
以前は、初診時の早い段階で小児矯正カウンセリングを積極的に案内していました。しかし、MFT(口腔筋機能療法)を通じて、継続的な通院をしているお子さまの方が矯正治療への理解と納得が深く、より良い治療成果につながることが分かってきました。 これをきっかけに、「今すぐ矯正を案内する」のではなく、「情報提供と教育を積み重ねてから提案する」方針へと切り替えました。これにより、親御様との信頼関係を丁寧に築き、小児矯正の安定した件数となってきました。
具体的には、
LINE登録する環境をまずは整備
登録された親御様には、子どもの年齢や成長段階に応じた情報を自動で配信。特に、「口腔機能発達不全症」に関するトレーニングや、MFTトレーニングの具体的なやり方など、日常的に実践できる内容を届けることで、親御様のデンタルIQ向上とお子様への関与する時間の向上を図りました。
患者の状態に応じたタグ付け
タグ付け(虫歯・メンテナンス未実施・矯正・小児矯正・MFTなど)を実施し、属性ごとに異なる情報やステップメールを配信致しました。初回来院から一定期間が経過したタイミングで、自費治療やカウンセリングの案内を自動的に行うことで、見込み患者の継続的な育成と接点づくりを可能にしました。
LINEを用いた資料送付
矯正相談時には、歯科衛生士が治療の流れを丁寧に説明し、その後に公式LINEでPDF資料を送付する導線を確立致しました。お母様がスマートフォンから簡単に情報を振り返られるようにしたことで、矯正治療に対する理解度と納得感が高まり、結果的に矯正治療の成約率が大幅に向上致しました。

成果
取り組みの結果、小児矯正の件数が3倍になりました。更に小児患者様のメンテナンス件数も大幅に増え、地域貢献に繋がっていると感じております。
今後は小児歯科以外の分野拡大も行っていきたいと考えております。