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公式LINE導入で、小児矯正月20名実現!

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法人概要

 医療法人社団SED 汐入駅前歯科院様は、神奈川県横須賀市で「虫歯や歯周病などの歯科治療を行うだけでなく、10年後も患者様の心からの素敵な笑顔を守れるような歯科医院」という理念の基診療されており、総合歯科として2院展開されております。

なぜ依頼したか

川口さんとは、以前からの知り合いでした。
過去に一度ご一緒させていただいた経験があり、その際の丁寧な対応や、現場に即した支援内容、結果にコミットする姿勢には大きな信頼を寄せていました。

しばらくお会いしていなかったのですが、ある時たまたま再びお話しする機会があり、その中で「公式LINEを活用した小児矯正拡大の取り組み」について伺いました。

そのお話が非常にタイムリーでした。というのも、当院でも小児矯正には力を入れてきたものの、

  • 対象年齢層への適切な情報提供ができていない
  • 衛生士やPC(トリートメントコーディネーター)の説明が属人的
  • カウンセリング件数にムラがある

といった課題を感じていたからです。
また、アクティビティの生産性を上げていく上で試行錯誤している最中で、ちょうど方向性に迷いが出ていた時期でした。

そんな中、川口さんが手がけていた「年齢別の公式LINEコンテンツ設計」や「成長発達に応じたカウンセリング体制構築」の話を聞き、まさに今必要な支援だと直感し、正式にご依頼することとなりました

実施した内容

川口さんが実施してくれた支援内容は非常に多岐にわたりましたが、軸は「患者とのコミュニケーション設計を、年齢・発達段階に応じて再構築すること」でした。

年齢別のLINE情報発信と資料配信設計

まず、患者の年齢と発達状況に応じて適切な情報を届けるために、公式LINEを活用した年齢別情報配信フローを整備しました。

  • 3〜5歳、6〜8歳、9〜12歳といった段階ごとの保護者向け配信設計
  • LINEで送る内容は、「歯並び」「発音」「口呼吸」「姿勢」「生活習慣」など、それぞれの年齢で関心を持ちやすいトピックに絞り、1通ごとに完結する内容に致しました。
  • 既存患者・初診患者を自動的に振り分け、リスト管理と連動

この取り組みにより、保護者側の「気づき」が生まれ、来院時の相談内容もより具体的になったのが印象的でした。

小児口腔機能発達不全・発達寸前患者への資料作成と提案強化

次に行ったのが、発達に課題がある/寸前の状態にある子どもに対する提案精度の強化です。

  • 「小児口腔機能発達不全症とは何か」「どのように矯正と関係するのか」といった、保護者向け資料を新たに制作
  • 「顎の大きさ」「舌の動き」「呼吸のタイプ」などを可視化しやすくするチェックシートを導入
  • MRC矯正や口腔筋機能療法(MFT)などのメニューも、診断後すぐに提案できるよう資料テンプレートを整備

こうしたツールを用いることで、TCや衛生士が一貫した説明を行える環境が整いました

カウンセリングフローと現場マニュアルの再設計

最後に行ったのは、実際に現場で成果を上げるための“落とし込み”です。

  • 受付・初診・診療後の各フェーズで、誰がどのタイミングで何を伝えるかを整理
  • 衛生士・PCそれぞれの役割と動線に応じたカウンセリング台本を作成

この結果、院内では「どのスタッフが担当しても同じ水準で自費提案ができる」体制が整い、成約率と提案件数の両方が着実に上昇しました。スタッフの自信とモチベーションも向上し、自費診療への積極性が生まれたのも大きな成果です。


成果

取り組みを開始してから数ヶ月で、さまざまな成果が見えてきました。

  • 成約数が月20件を実現。
  • MRC矯正のアクティビティの効率化で生産性が2倍に!
  • 保護者からのLINE返信率・来院相談率が上がり、コミュニケーションの質も向上
  • 現場スタッフの教育効率が上がり、院内ミーティングの時間も短縮・効率化

今後は、LINE配信のクーポンや、兄弟姉妹へのクロス提案強化も視野に入れて、さらに拡大を図っていきます。

また、今回の成功をきっかけに、小児矯正だけでなく成人矯正やメンテナンスの再提案分野にも応用していきたいと思います。