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小児歯科・小児矯正コンサル
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公式LINEを用いたマイオブレース支援でこども矯正治療の継続率向上を実現

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1.法人概要

こいし・こども矯正歯科様は、神奈川県横浜市港北区で「0歳から通える」をコンセプトに、お子さんが生涯むし歯や歯並びに困らない予防方法の提供を理念として地域医療に貢献されております。東急東横線大倉山駅から徒歩5分という立地で、お子さんが「楽しんで通える環境」を重視し、キッズスペースの設置や最新設備の導入により、小児歯科専門医院としての差別化を図られています。

特に小児矯正治療においては、マイオブレース治療を積極的に取り入れ、お子さんの口腔機能の健全な発達をサポートしています。理事長の小石健先生と院長の小池香織先生は、「親子で健康について学べる」小児歯科を目指し、患者様一人ひとりに合った治療方法を提案することを大切にされています。

こいし・こども矯正歯科様HP

2.なぜ依頼したか

マイオブレース治療は、従来の歯列矯正とは異なり、お家での継続的なトレーニングが治療成功の鍵となります。しかし、こいし・こども矯正歯科様では以下のような課題を抱えていました。

まず、お子さんの日々のトレーニング継続率の把握が困難という点です。来院時にお聞きしても、正確な実施状況を把握することが難しく、適切なアドバイスタイミングを逃してしまうケースが多々ありました。

次に、保護者様への継続的な情報提供とモチベーション維持の課題です。マイオブレース治療は長期間にわたるため、お子さんと保護者様のモチベーション維持が非常に重要ですが、来院時のみのコミュニケーションでは限界がありました。

さらに、個別の進捗状況に応じたきめ細かなフォローアップが必要でした。お子さん一人ひとりの成長スピードや習熟度は異なるため、画一的なアプローチでは最適な治療効果を得ることができませんでした。

これらの課題を解決し、マイオブレース治療の成功率向上と患者満足度の向上を実現するため、デジタルツールを活用した患者支援システムの構築を決意し、専門的な支援をi依頼いただく運びとなりました。

3.実施した内容

コンサルティング開始後、主に3つの柱を軸として、患者様の治療継続をサポートするデジタル基盤の構築を実施していただきました。

LINEの自動返信機能を用いたアクティビティのフォローアップ

まず取り組んだのが、LINE公式アカウントの自動返信機能を活用したシステムの構築です。トレーニングやアクティビティの内容をご自宅で確認しやすくするために
該当のメニューをLINE上で送っていただくと画像や動画が自動で配信されるようにしました。

ビジュアルで内容を把握しやすくなったため、お子さまのご自宅での取り組みもよりやりやすくなりました。

  トレーニング画像のサンプルです

アンケート機能の活用

続いて、エルメ(L Message)のアンケート機能を活用したデイリートレーニング状況の可視化システムを構築しました。

従来は来院時の口頭や書面での確認に頼っていたトレーニング実施状況を、毎日簡単に回答できるアンケート形式で収集できるようになりました。「今日のトレーニング時間」「マイオブレースの装着時間」など、多角的な情報を継続的に蓄積することで、お子さんの成長過程を詳細に把握できるようになりました。

    アンケート例です

アンケートの設計においては、お子さんでも簡単に回答できるよう、○×形式を活用し、回答負担を最小限に抑え、お子さん自身の成長実感を促進する工夫も盛り込みました。

収集されたデータは自動的にダッシュボード化され、患者様ごとの継続率、改善度合い、つまずきポイントなどが一目で把握できるようになりました。これにより、次回来院時により具体的で効果的なアドバイスが可能となりました。

トレーニング状況を鑑みたフォローアップ

収集したデータを基に、個別最適化されたフォローアップを実施する体制を整備しました。

アンケート結果から継続率が低下している患者様には、フォローアップメッセージを配信する仕組みを構築。「最近トレーニングが難しく感じているみたいだね。一緒にコツを見つけていこう!」といった共感的なメッセージから始まり、具体的な解決策や励ましの動画コンテンツを送信します。

順調に継続している患者様には、成長を称賛し、次のステップへの意欲を高めるメッセージを配信。「すごく頑張っているね!次回来院時に、もっと楽しいトレーニングを教えてあげるよ!」といった前向きなコミュニケーションで、継続モチベーションをさらに向上させます。

特に重要なのは、データに基づいた歯科医師・エデュケーターからの直接フォローです。アンケート結果で気になる変化があった患者様には、先生方や担当の衛生士から直接メッセージ等でのフォローアップを実施。専門的な観点からの個別アドバイスにより、治療効果の最大化を図りました。

また、継続率の高いお子さんにはデジタル表彰状や記念品をプレゼントする企画も導入。お子さんの達成感と継続意欲を高める仕組みも整備しました。

4.成果

取り組みの結果、目に見える大きな成果が現れています。

まず、マイオブレーストレーニングの継続率が大幅に向上しました。これは、デイリーアンケートによる状況把握と、それに基づく適切なタイミングでのフォローアップが功を奏した結果です。

また、治療期間の短縮効果も確認されています。継続的なトレーニングにより、平均治療期間が短縮され、お子さんと保護者様の負担軽減につながりました。これは経営面でも大きなメリットをもたらし、回転率向上と患者満足度向上の両立を実現しています。

保護者様の満足度調査でも顕著な改善が見られました。「子どもの成長が見える化されて安心」「継続的なサポートがあるので親も安心」「子どもが楽しく治療に取り組んでいる」といった声が多数寄せられ、顧客満足度も向上したように見受けられます。

さらに、スタッフの業務効率化も実現しました。従来は来院時の聞き取りに時間を要していましたが、事前にデータで状況を把握できるため、より専門的で具体的な指導に時間を充てられるようになりました。

口コミ・紹介率の向上も大きな成果です。LINEを通じた継続的なコミュニケーションにより、保護者様との信頼関係が深まり、新規患者様の一定数が既存患者様からの紹介となっています。

この成功事例は、デジタルツールを活用した患者支援の新しいモデルとして、他の小児歯科医院からも注目を集めており、こいし・こども矯正歯科様の競争優位性をさらに高める結果となりました。

今後も継続的な改善と新機能の追加により、お子さんの健やかな成長をサポートする最先端の小児歯科医院として、地域医療に貢献していかれることと確信しています。

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